フィトンチッド(森林浴成分)の様々な効果について

フィトンチッドの様々な効果について

  • 「緊張」「うつ」「活力の回復」など、現代病を緩和する成分、フィトンチッドは私たちにとても有効的な成分として昔から注目されてきました。
    欧州諸国では「フィトンチッド」がもつ医学的な効果に古くから着目し、「森林セラピー」として行政や研究機関による協力体制が整えられています。
    森林セラピー先進国であるドイツでは健康保険が適用されるほどです。近年では日本国内でもフィトンチッドがもたらすリラックス効果を活用し、病気の予防に役立てようとする研究がすすめられています。
    ストレスの多い現代社会においては、今後ますますフィトンチッドへの関心が高まることは間違いありません。

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実験で得られた結果

生理・心理・物理実験を、都市部と森林部で行った結果、唾液の中のコルチゾールという「ストレスホルモン」が都市部に比べ、森林では濃度が低くなるということがわかりました。
また、心拍の「ゆらぎ」の測定で、森林ではストレスの高い時に高まる「交感神経活動」が抑制され、リラックスした時に高まる「副交感神経活動」が昂進するということ、さらに脳の前頭前野の活動が鎮静化しリラックスすることがわかりました。
免疫能についても2泊3日の森林浴でNK活性(ナチュラルキラー活性)が高まることがわかりました。